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日本っていいなぁ!

 

6月2日の読売新聞の編集手帳のコーナーに面白い記事が書いてありました。

なんだ唐突に?このブログは円空流の柔術に関するものだぞって思われるかも知れませんが良いんです。

日本人と云うより日本に住んで居て良かったぁ!というより風情を感じる事が少なくなったご時世ですからね、たまには良いでしょう。

 

実はこの記事にも取り上げられているCHAT/GPT・・・・このブログを読んでいる諸氏はもちろんご存知ですよね。

AIによって文章が書ける!と云うより提案してくれるOPEN AI社が提供してくれるサービスです。

既に多くの市町村や広告会社などが登録をして利用されているようですが、多くのデータの中らから要望しているものをAIがチョイスして適正と思われる回答を出してくれると云うものです。

此方が「ChatGPTの公式ページ(https://openai.com/blog/chatgpt/)」になりますがメールアドレスと電話番号を登録すればだれでも簡単に使えるそうですが・・・・私自身紹介はしていますが、未だに登録はしておりません。

なんじゃそりゃぁ!って怒られそうですが、実は今回何故このようなことを云いますと前述の読売新聞記事にその内容が書いてありました。

 

2023年6月2日(金曜日)埼玉版朝刊1P 編集手帳より抜粋

対話型AI「チャットGPT」の出した答えを巡り、米国で騒動が起きた。弁護士がこのAIを使って、航空会社が被告となる判例を調べた事に始まる。複数の回答を訴訟の準備書面に用いて裁判所へ提出した所、ありもしない判例と分かったという。「判例は実在するか」。弁護士はAIに確認を求めていたそうだが正されなかった原因が定かではない。云々

実話とも伝えられる試験ものの小話がある。氷が解けると▢になる。この問いに「水」とは言わず、やわらかな感受性をもって「春」と答えた子供が居たという。

 

如何でしょうか?皆さんはどう思いますか。

CHAT/GPTはまだ発展途上というか入力されているデータが少ない!また入力されたデータに信用・信憑性が無いものもある。と云う事なのかも知れません。

何しろデータは必要な人がより多くのデータを入力し、そして必要ある方が引き出すことでAIは必要性の高いものを選出判断し提供すると云うものなのだそうです。

先日TVで、CHAT/GPTへの入力方法によって引き出される答えは変わる!と云う事を放映されていましたが、これ等もその内に改善されるかも知れません。

 

さて本題です。我々も伝書の中に口伝なるものがひそかに伝授されています。

口頭伝承と云うもので、文書として残してはならない物で秘伝中の秘伝なのですが、此れは各地域によって同じ言葉で季節によってもですが捉え方が違う訳です。

三日月に受ける!三日月って?・・・・新月から三日めの月を三日月と云うのですが、同じ月でも二十六夜月と云うのが有ります。

簡単に言えば三日月は下弦(光っている側が下)の月とも言われ日没から見られ沈んでいきます。

二十六夜は上弦の月又は昼月とも言われています日の出頃に沈む月ですが時々昼間にも見える事が有るのでそう言われています。

出始めの月(新月)、終わりの月(二十六夜月)と云えば分かり易いかも知れませんが、月を愛でる習慣は隣国である中国等の文化として入り、日本の独特の地形によって昇華されて新しい感性文化へと変わって根付いた訳です。

花を愛でる文化などもそうですね、今では世界中の人が日本の桜を見に来るわけですから、ただ見るだけではなく花の下で一緒に楽しむと云うのは日本ならではだそうです。

それ等を利用して口伝に取り入れる、昔の人の感性は凄いですね。

眠狂四郎の「円月殺法此処に有り」、私の場合は市川雷蔵さんですが凄く格好良かったです。

 

 

話しがそれ過ぎました。((笑))

氷が解けると「水」になるは科学的文化!ですが、「春」という言葉になるは地域的環境からくる希望を含んでいるのではないでしょうか。

寒く冷たい雪に閉ざされた環境の中で待ちに待った春が来る、この思いはきっと日本ならではの発想かも知れませんね。

私の生まれた地域でも川の氷(シガとも云う)が川面を流れ始めると春がすぐ近くに来ていると云われています。

皆さんも聞いたこと?歌った事が有ると思いますが「どじょっこふなっこ」

♬春になればシガこも解けて・・・・♪(^^♪

田圃へ行けば氷の割れ目の下にカエルの卵が見える訳で、水が温み出せば卵からオタマジャクシが孵化しやがてカエルの合唱へと変わっていく、風情ですね。

カエル序で申し訳ありませんが、SNSで、「田圃所有者へのお願い。田圃のカエルの鳴き声音がうるさいので眠れません如何にかしてください。」と田圃へラミネートした張り紙をされた方が居たそうです。

農薬を撒く、其れとも所有者からカエルに「鳴くな」と文句を言っても貰う、鳥獣戯画のカエルが腹を抱えて笑っている姿が見えますね。

子供の声が煩いから公園無くせ、保育所要らない。朝の挨拶が煩いから学校正門での迎えのあいさつ止めろ。運動会の音楽が煩いから音楽流すな。盆踊りの音が煩いから・・・最近は風情も何も有ったものじゃないですからね。

 

我々も公園での稽古は気を使います。

周りの人にケガをさせないように迷惑を掛けない様に、会員が熱中症で倒れないように等々難しい生きづらい世の中になったものです。

6月は日曜日の稽古になりますので日程を確認してください。

 

責任配信:關山操次郎博伸

 

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