春の連休だと云うのに稽古です。
春の連休になりましたね。
皆さん、遠くへお出かけの方もいらっしゃるとは思いますが、稽古の好きなメンバーは28日の早朝から朝を流していました。
ただこの日は、近隣の宗教関係の皆さんが公園の草刈りを行ってくれていましたので黒目川の遊歩道にてこじんまりと雲手拳の稽古をしていました。
草刈りも手伝ってあげればよかったかなぁ?等と思ってはみたのですが、他人が入られるような雰囲気ではありませんでした。
それに機械を扱っていましたので危険が有る為、部外者は黙って見ているだけしかなく申し訳なく思っています(決して言い訳をしているつもりではありません)。
皆さんが草を刈って頂いた後の公園で、後半は長棒術の稽古を行いました。
久しぶりに参加されるメンバーも含め、全員で長棒術12本のうち11本(六車を忘れてしまいました、ゴメンなさい)をじっくりと稽古しました。
齢の性ですかねぇ、所々忘れてしまった所もありましたが(情けない)何とか思い出して指導することが出来ましたね。
膝の人工関節可動制限域と未だ肉離れが完治していない為も有り、屈伸技が上手く出来ないというジレンマを改めて思い知った次第です。
長棒術には手の扱い方により本手持ち、逆手持ち、軸の移動によって捲き上げや捲き降ろし・返し、棚降ろし等様々な技が関わってきます。
これ等は動画だけでは分かりにくい面もあり、やはり口頭での伝え、および見取りで覚えることが出来ますし修正が出来るので出来るだけ多くの参加で身に付けてほしいですね。
円空流では・・・・これはどの流派でも同じだとは思いますが表が有って奥が有り、そして裏が有る。
長いですよね、延々と隠れて伝えられた技のため人には言えない普段使わない、いや使えない技もある訳で、カッコいい表面技だけなら人も集まるでしょうし誰でも身に付けることも出来ます。
中国拳法の高名な方の一言でしたが、もっとも恥ずべきなのは「花拳繍腿」、「一知半解」だそうです。
日本刀を扱う言葉で「竹は切れるが柳の枝は切れず」「藁は切れるが芯を切れず」辺りでしょうか。
哲学と体育が合体しているのが武道ですから難しいですよね((笑))、生涯精進あるのみでしょうか。
まだまだ稽古不足で若い方は勘が良いし体力が有る為、私などが身に付けた形をあっと言う間に覚えてしまう訳で・・・・羨ましいですな。
責任配信:關山操次郎博伸
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