長い一週間でした。

 

先週は足の遅い台風の影響で、一週間が記録ずくめの大雨という嫌な日々でした。

私の住んでいる地域でも近くの川沿いの方には避難警告が発令されたようですが、幸い私の住まいはやや高いところにあるため避難はしないで済みました。

私の実家がある茨城県常陸太田市でも土砂崩れ警報や河川氾濫注意報などが出ていましたが、私が小学生時には橋が流されることは台風が来るたびにありましたね。

小学生時に、台風で橋が流される前に全学年一斉下校をしたことがありましたが、橋の上に増水した水が掛かるほどの中を全員で手をつないで渡った記憶があります。

台風が去った後にはその橋も下流へと流され、新設されるまでずいぶん遠回りして学校へ通ったものです。

今では河川も整備され、新しく堤防を嵩上げした上に鉄筋性の橋(昔は木造の浮橋)が掛かりまして新たな道も通り山間部に住んでいる住民にとっては孤立から解放されたのではないでしょうか。

ただ残念ながら幾年を重ねた事により私の実家は今では主不在、裏にある父や伯父達等近隣住民で守ってきた稲荷神社(根本の館跡)の御祭神である宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)もお怒りかも知れませんね。

 

さて、円空流では現在は栗原一丁目公園で稽古しております。

朝の8時半からの稽古という中で、参加者は汗だくだくとなりまして体を練っている次第です。

熱中症に気を付けての稽古ですが、有難いことに誰もが熱中症に罹患しないで今日まで来ております。

永春拳と同様にラタンリング(籐輪)を使用しての稽古もありますが、技の内容は違いますのでお間違いないようお願い致します。

少ないメンバーで効率よく体を練ると云うことから使える物は使う方針で、籐球も考えましたが嵩張るのと場所を広く使う、管理が難しいためラタンリングにした・・・それだけです。

剣術や棒術、早縄も稽古しますが公園での稽古ですから当然一般の遊んでいる子供や家族、散歩している方やストレッチしている人などがいますので状況に合わせて変更しています。

先日は長棒術における位取り、及び死角への運足の稽古を行いました。

パターンは色々ありますが、基本は三角の動きで軸足を前にするか後ろにするか、それらに併せて体の捻りや進足とサイドステップですね。

どちらかというとバスケットやハンドボールの足の使い方に近いかも知れません。

相手とぶつからない、攻撃を受けない稽古を主体としている円空流の基本です。