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新年度を迎えましたね❣
4月に入ってから悲しいニュースが飛び込んできました。
キックの鬼と言われTVで一声を風靡された「沢村忠さん」が癌のため逝去されました。
スポーツニッポンより
高度成長期時代に茶の間のTVで新しい格闘技キックボクシングを定着させた人であり、多くの若者に武道への夢を与えた功労者であると私は思っています。
そして極真会館で活躍され、自らの考え方に基づいて極真空手と柔道を組み合わせた戦い方を模索され研鑽されていた、大道塾・東孝さんが癌の為逝去されました。
daidoujuku.comより
極真空手から新いい空手・格闘技としての闘い方を考え続けた方ではないでしょうか、多くの武道家に夢を与え後進の指導にあたられたと聞いておりますが残念でなりません。
ご冥福をお祈り申し上げます。
閑話休題
円空流でも新しい試みとして色々行う予定ではいますが、時間が上手くとれず苦慮している所です。
そこで、稽古内容を少し変えて4月から行い始めたいと思っていますがコロナ禍でもあり、メゲそうな雰囲気です。
円空流では腰切棒術の動きと剣術の動きはよく似ており、と云うか棒術の動きが出来なければ剣は使えないのです。
確かに全く同じとは言えない部分も有りますが、此処で言う體(敢て古い字を使っています)の使い方は一緒ですね。
棒が短いと云うのは体を棒の一部にして使う事である、と教わりましたので「一重の動き上に棒が走る」つまり、體の線上に棒があると云う事です。
剣道のように体が正面を向いて打ち合うのでは剣に撒けてしまう訳で、それを補うのが一重の使い方、順手順足(難波の動き)なのです。
円空流では片手で腰切棒(半棒)をぶんぶんと振り回す技法は少なく、まして無手に対する技は有りません。
あくまで剣を対象としており、振り回し技法としては足払い、片面打ち、小手打ち等が考えられますが技としては足払いしかありませんし、他に倒れた相手への極めとして使う程度しょうか。
武器を持っている相手への護身が基本であって、無手の人間を制圧する考えはなかったようです。
無手には無手で戦う(多分、骨指術が有ったからでは?)というやり方であって、必要以上の使い方はしないという方法で伝えられてきています。
興味のある方は道場へと足を運んでいただければ幸いです。
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