残暑が厳しい
残暑真っ盛りと云いますか暑さ寒さも彼岸までと言われていますがその彼岸まであと二週間、その前に敬老の日が有りますが・・・まだまだ若いと思っている私としては認めたくないですね((笑))
円空流では稽古の一環として私が若い時に習った太極拳と永春拳流れを汲む?と思われるような拳法を雲手拳と命名して教えています。
太極拳は皆さんもご存知のように流派がたくさんあありますが、私が習った頃はまだ物珍しさの対象で有りましたが今では各地で教室が有りますよね。
太極拳の特徴は柔らかい動きばかりに注目されていますが此れは楊家太極拳の影響によるものであると思っていますが、日本国内で知名度は楊名時先生(楊名時八段錦太極拳)が剛柔流空手の演武会で行った表演によって広まったのではないでしょうか
太極拳=健康体操と言われ所以は、意を指先に集め体の動かす事と長い呼吸法に有るようです。
武道としては沈肩沈肘、立身中正等があげらますが、私の習った技として体当たり=靠と肘打ち、劈撃(裏拳打ち)が多かったですね。
本日はラタンリングを使った攻防の流れ、本伝である腰切棒術の稽古です
腰切り棒術として太刀取り、太刀巻きから打(ぶ)つからない、受けない動き、此れを剣対剣で身に付けることを稽古しました。
技の追及、考察ですから過去に皆さんに教えてあるもので有りますが、その中で拳だったら?柔術だったら、打拳だったら?を追及していく事が肝要だと思っています。
沢山の技を知る・・・これは大事ですが其れ等を何処でどの様に使うのか、その方法を教えるのが指導者の仕事で有ると思っています。
最近は動画配信で多くの武道を知る事が出来る時代ですから隠しても仕方がないと思われている方も、ですが動画だけでは分からない所が沢山あるんですね。
見えない動き、駆け引きや目付、位取りなどですが天才といわれる方は別ですよ、私は凡事ですから手取り足取り・・・は無かったです、怒られてばかりでした。
皆さんも残暑に負けずに武道の稽古に励みましょう。
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