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座技での体転変化を考える

 

前回に続いて座技での転換方法です。

基本座法の一つであり、正座から半座(起座)になり踵をずらしてに体転するものですが、これもまた目線の位置取りが大事ですね。

 

正座体転

正座の状態から首を後ろに向け、左膝を180度後方に開きながら半座(起座)になる。

この時には写真の下のように右踵の裏に左踵が移動して体を開くのですが、踝(くるぶし)が交差している状態になります。

左膝に重心を移動して右膝を回して寄せ、真後ろに向いた正座に戻ります。

股関節が柔らかくないと出来ないとよく言われますが、足を開いた時に重心移動が出来れば踝の交差が素早く出来ますし、膝が浮くので意外と楽に出来ます。

柔術の体の移動や投げ技で使用したりしますが、一般的に股関節は軟らかいに越したことは有りませんね。

 

 

蹴足膝行(左右)

円空流では、正座や安座からの蹴足と云うものがありますのでご紹介いたします。

左前から左足を右膝に着けると同時に左膝を畳に着ける。

 

 

右脚を前に移動して蹴り足をする。

 

蹴った足を左膝に寄せ、左足で蹴り足をする

 

膝行しながら蹴るやり方ですが元々は高く蹴るものではなく、長袴の裾口を前に出すだけでしたが其れが蹴りに変わったと言われています。

手を前に着ける事で足刀でわき腹を蹴ったり、相手の膝を掛けたりする技が存在しています。

 

興味にある方は一度試してみて下さいね。

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